MENU

初めてイグルーに泊まってみた

イグルーが完成した2日後、
寝袋や炭火焼きセット、お酒を持って
いよいよお泊まりです。

まずは、
イグルーの出入り口に新たな壁を追加。

真っ正面から風が入り込んでこないよう
圧雪ブロックを並べました。

そしてですね、
YouTubeでイヌイットのイグルーでの暮らしを見たとき、
天井に換気口となる穴を開けて、
イグルーの中で火を焚き、
煮炊きしていたんですよね。

それを真似て
わたしもやってみました。

一番高いところに割り箸で穴を空けました。

炭火焼き。
何も乗っていないですが。

こちらは、
100円ショップのケーキ型と蒸し器を組み合わせただけの焼き台。

ニ次燃焼を起こし、
煙を出さず最後まで燃え切ってくれる
とても効率の良い焼き台です。

でもですね、
イグルーでの炭火焼き、
この一回でやめました。

雪って断熱効果や防音効果もありますが、
ニオイまでもしっかり吸収し、
いつまでもいつまでも薄まらないんですよね。

イヌイットも煮炊きしていたし、
キャンプといったら炭火焼きという思い込みもあって、
温かいものを食べるのが当たり前と思っていました。

それがですね、
一晩こうやって過ごしてみて、
想像以上にイグルー内が暖かく、
無理に煮炊きしなくてもいいかな、
そんなふうに感じたんですよね。

この日は、
外気温 氷点下15℃、
イグルー内 氷点下5℃。

普通、氷点下5度であれば、
焚き火などの暖をとらないとかなり寒く感じ、
温かい飲み物や食べ物で体の中からも温めたくなります。

でも、
イグルー内での氷点下5度は刺すような寒さを感じません。

外へ出て中に戻ってくるたびに、
「あれ、なんかあったかい」って感じます。

ふわっと包まれるような暖かさ。

気温の低さも感じるけれど、
暖かさも感じる不思議な空間なんですよね。

このときは、
イグルーの出入り口にエマジェンシーシートを雪で固定、
軽くて出入りしやすい扉としていました。

軽いものだと雪に挟んで固定するのも簡単です。

イグルーが完成した瞬間はそれほどなかった感動。

でも、
その中でお酒を飲みながら何度も何度も天井を見上げ、
「あ〜こうやって積んだんだなぁ」って
その時その時の記憶がどんどん蘇ってきて、
いろんな感情も一緒に蘇ってきて、
「最高だな」って感動します。

初めてのイグルー泊、
それはそれは最高でした。

ゴミを出さない暮らしを楽しむ!無料メルマガ講座




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次