野菜の食感の良くない部分は
出汁を取るために冷凍庫に貯めておき、
袋がいっぱいになったら煮出しています。
どうしても土の取れない部分は、
畑のコンポスターに入れています。

ブロッコリーの茎の硬い部分や
栄養価の高いにんじんの皮など
ぼんな(柴犬)のご飯に使ったりもしますが、
出汁取り用に入れることもあります。
わが家は大体2ヶ月ほどで
袋がいっぱいになります。
今回は、
オクラ、なす、ブロッコリー、キャベツ、
玉ねぎ、にんじん、ピーマン、椎茸、レンコン、
かぶ、ネギ、さつまいもなどの
野菜くずが入っていました。

凍ったままSTAUBに入れ、
適当に水を足して
弱火でゆっくり煮出します。

いろいろな野菜のいい香りがします。

さらしで濾して、
冷蔵庫で保管し、
煮物やお味噌汁に使っています。

それではこの野菜くずを
虫来んポスターに入れていきましょう。
まずは、
できる限り土を片側に寄せます。

今回は右側に埋めることにしました。
野菜くずを投入します。

野菜くずは、
特に土と混ぜる必要はありません。
どさっと入れて、
上からしっかり土を被せるだけで大丈夫です。
左に盛り上げた土を
野菜くずの上にかけていきます。

野菜くずが埋まっている右側は
しばらく放置します。
日々出る食器や調理器具の汚れは、
低くなっている左側に入れよく混ぜます。
野菜くずを埋めて2週間後、
土を掘り返して様子を見てみました。
あれ?
あれあれ?

何もない。
水分が多い気がするけれど、
掘っても掘っても何も出てきません。
確かにここに埋めたよね?
いや、
この辺だったかな?
あっちこっち全部かき回しましたが、
結局土しかありませんでした。

畑のコンポスターでは、
たった2週間で
しかもこんなにきれいに
潔く土には還っていきません。
冷凍して、
煮込んで、
埋める。
これが、
虫来んポスターです!!!
以前、
大根の腐りかけた部分を切り取って、
生のまま放り込んだことがあります。
消えるまで数ヶ月かかりました。
腐りかけていたにも関わらず。
やはり、
冷凍してから煮込む、
もしくは冷凍するだけ、
または煮込むだけ、
分解を助けるその一手間が重要だと感じています。
なぜなら、
屋外のコンポスターの場合、
微生物だけでなくたくさんの虫たちも
せっせと分解を手伝ってくれます。
生の野菜くずをそのまま入れても
いつまでも残ってしまうということは
滅多にありません。
でも、
虫来んポスターは
微生物だけに分解をお願いしています。
そのためには、
冷凍したり煮込んだりして繊維を崩してあげると
分解しやすくなると考えています。
そして、
最も重要なのは、
『しっかり土を被せる』
『分解し切るまで放置する』
この2点です。
虫がわかないポイントはここだと思います。
しっかり埋めてあげると、
嫌な臭いも発生しません。
ちなみに、
魚のアラも同じように土に還すことができます。
それに関しては、
こちらの記事を参考にしてくださいね!
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積雪の多い札幌ですが、
畑のコンポスターが雪に埋もれてしまっても
天候に左右されることなく
家の中で生ゴミ問題を解決することができます。
ごみ収集に頼らなくてもいい暮らし、
快適すぎます。