今年は札幌市内でも
熊の目撃が相次いでいます。
少し前、
近くで目撃があった日のこと。
家庭教師の仕事の合間を縫って、
20時頃に一時帰宅しました。
車を停めてドアを開けると、
うぉーうぉーと変な声が聞こえます。
まぁまぁ住宅街ですが、
都会の雰囲気をあまり感じられない場所で
あたりは結構真っ暗です。
えっ、何?と思っていると、
うぉーうぉーと言いながら
両手を高く上げ、
こちらに近づいてくる人がいました。
お向かいの奥さんでした。
時々わたしのブログに登場する
花泥棒さんです。
『どうしたんですか?』と聞くと、
『近くで熊が出たから威嚇してるのさ』
だそうです。
『逆に怖いんですけど...』
思わず言ってしまいました。
『今日もお仕事お疲れさま、早く家に入りな!』
『まだ授業残ってます。ぼんなの散歩をしに戻ってきました。』
『おしっこだけでしょ?』
『いえ、朝ウンチしていないので公園行ってきます』
『え、公園行くの?わかった、一緒に行くわ!』
どうやらかなり熊を警戒し、
わが家を心配してくれているようでした。
『靴履いてくるからちょっと待ってて!』
わたしも家の鍵を開けて中に入り、
大歓迎で大興奮のぼんなをなだめ、
ハーネスとリードを装着して家を出ました。
旦那さんも出てきていて、
あーでもないこーでもないやってました。
何やら熊スプレーの使い方を
暗闇の中で懐中電灯を照らしながら
一生懸命奥さんにレクチャーしていました。
その間ぼんなは、
目の前の草むらで一気にオシッコを
済ませていました。
わたしはぼんなを連れて、
花泥棒さんは懐中電灯と熊スプレーを持って、
小走りで公園を目指しました。
が、
朝ウンチをしなかったぼんなは
お留守番の間我慢していたのか、
家から50mも離れていない草むらで
無事お仕事完了。
グッジョブです。
その後わたしはまた仕事に出かけましたが、
花泥棒さんは相当クマを警戒しているのか、
再度22時頃帰宅するのを待っていてくれ、
わたしが無事家の中に入るのを
見守ってくれたのでした。
この土地に越してきて、
ちょうど2年が経ちました。
ご近所さんは興味深い方ばかりで、
ここで生きているだけで毎日が面白いです。
花泥棒さん、
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