わが家では、
納豆を作るのではなく、
「増やす」という方法をとっています。
乾燥大豆と、
市販の納豆で作っています。
大豆をじゃぶじゃぶ洗ったあと、
水に浸します。
浸すお水は、
湧水を使っています。
丸一日、放置。

大体24時間後、
大豆を蒸します。
3〜4時間。

薪ストーブの上に乗せ、
またまた得意の放置。
しかも火が消えた後の朝まで放置。
わが家は日当たりがよく、
真冬でも日中は暖房なしです。
夜20時くらいになると、
ようやく肌寒く感じてきて、
いよいよ薪ストーブに火を付けます。
そのタイミングに合わせて、
前日の20時くらいに大豆を水に浸します。
翌日の夜、
薪ストーブに火を入れたタイミングで
その大豆を蒸し始めます。
お酒の入っている状態で、
夜中に納豆を仕込むのは面倒なので、
そのまま朝まで放置しています。
納豆菌は熱々の納豆に混ぜないといけないので、
翌朝冷めてしまった納豆を温め直します。

同じように蒸して温めます。
ここからは時間との勝負です。
いや、どうなんでしょう。
完全に冷めるには時間がかかるので、
そんなに急がなくてもいいのかな。
わかりません。
とりあえず、
温め直した大豆を容器に入れ替えます。

そのまま食べる分、左の小さい入れ物に分けました。
たまたまこの時は浅型を使いましたが、
深型でも特に問題はありませんでした。
そこに、
市販の納豆を混ぜます。
○:○の比率で、
とかあるんでしょうか。
わたしは適当です。
全体にネバネバが行き渡れば
OKのような気がします。
適当。

全体に、
納豆のネバネバが行き渡るようにかき混ぜます。

なんとなく、
ネバネバが行き渡って、
種として入れた納豆があっちこっちに散らばっていればいいでしょう、
たぶん。
密閉はしない方がいいようなので、
大きな紙で包んでいます。
新聞紙でも良さそうですね。

保温には、
キャンプ用のクーラーボックスを使っています。
保温力を上げるために、
段ボールを入れています。
ちょうどいい段ボールがあったので。

その中に、
お湯の入ったビンと、
大豆の入った容器を入れ、
あとはまた24時間放置するだけです。
どんなもので保温するかで変わってくると思いますが、
しっかりしたクーラーボックスであれば24時間放置でいけます。

納豆を作るには、
30〜40℃くらいが適温らしいです。
その温度を24時間保つために、
45℃くらいのお湯を入れた瓶を一緒にいくつか入れています。
と言っても、
お湯の温度を測る温度計を持っていません。
あっつあつの温泉のお風呂を想像して、
ギリギリ指を入れられる温度まで沸かしています。
はい、ここも適当です。
温まった空間の熱が簡単に逃げないように、
新聞紙をくしゃっと何枚か入れています。
朝8時、
温度計はまだ部屋の室温を示しています。

1時間後の9時、
クーラーボックス内の温度を確認。

38.5℃、順調です。
次に確認したのは、夜7時。
11時間後です。
何度も開けて暖かさを逃したくないので。
34℃、まあ順調?です。

いよいよ、24時間後。
朝8時、28℃。

うん、まあいいでしょう。
毎回ちゃんとできてるかな〜ってドキドキします。

紙を外すと、
納豆菌がびっしりの大豆。
どれが種として入れた納豆なのか判別できるので、
やはり温度が低かったのかな。
ここから二日間、
蓋をして冷蔵庫で寝かせます。
でも、
そのまま食べたものと二日間寝かせた後のもの、
違いがわからなかったんですよね。
そのまますぐ食べてもいいと思います。
調べたら書いてあったから、
なんとなくそうしています。
そして、今回の納豆、
ちゃんと納豆になってましたよ。
食べてみても問題なかったです。
かき混ぜるとちゃんとネバネバ。

小瓶に移し分け、
食べない分は冷凍庫で保存します。

このようにして、
月に一度大量生産。
冷凍保存して、
少しずつ解凍しながら食べています。