わたしが家庭教師になったわけ

小学生のころから、
何とな〜く将来は
学校の先生になりたいと
思っていました。

今でもはっきり覚えていますが、
中学3年生のときに
数学が苦手だった友だちに
平方根を教えました。

いつかって教え方上手だね、
先生より分かりやすかったよ、
そう言ってくれました。

めちゃくちゃ嬉しかったことを
覚えています。

そして、
将来やりたいことに
家庭教師が加わりました。

1対多数ではなく、
思いっきり一人一人に合った教え方を
家庭教師ならできるんじゃないかな、
それっておもしろそう!と思ったからです。

それからは、
特に大好きだった数学の授業で、
先生たちはどう教えるのかを
よく見るようになりました。

他の教科は理解するので精一杯でしたが、
数学の授業ではいつも
どうやったらおもしろさが伝わるか、
どうやったらたのしさが伝わるか、
先生たちの教え方を研究しながら
常に自分ならどう伝えるかを考えていました。

大学は教育学部へ進みました。

大学に入ったら念願の家庭教師、
アルバイトするつもりでいました。

本格的にスキーのトレーニングに
励んでいたこともあり、
家庭教師のバイトをする友だちを
羨ましいなと思いながらも、
大学の勉強とスキーだけに
集中することにしました。

大学卒業後は、
教員になる道へ進むべきか、
スキーを続ける道へ進むべきか、
とても迷いました。

教員採用試験の二次試験を
突破することができなかったこともあり、
教師の道は後からでもできるよねと
まずはスキーをやり切ることにしました。

10年ほど陸上自衛隊で勤務し、
スキーをやれるところまで続け、
ようやく念願の家庭教師となりました。

忘れてしまった知識を取り戻すのに
少し時間はかかりましたが、
勉強することが好きな私にとっては
それもたのしい時間となりました。

中学生のころからなりたかった家庭教師、
やっぱりめちゃくちゃたのしいです。

家庭教師になって
気付いたことがありました。

わたしは勉強が好きというより、
考えることが好きだということ。

ずっと不思議に思ってたんですよね、
勉強が好きなはずなのに
苦手な教科がかなり多かったことを。

特に、
社会や理科の重要語句が
全く頭に入ってこない。

暗記が本当に苦手で、
理科の計算分野に多少おもしろさを感じられても、
言葉をどんどん詰め込まないといけない分野は
本当に苦痛でした。

自分の持っている道具で、
いかに道を切り開くか、
それが思う存分できる数学が
楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。

だから数学が好きだったんだ、ということに
家庭教師になってようやく気が付きました。

高校生の数学の授業は本当に楽しくて、
この問題わからなかったと言われると、
よっしゃー絶対解決してやるー!と
張り切ってしまいます。

時々、
その場で解決できない問題もあります。

それって家庭教師としてどうなのよって
思っちゃったりする部分もありますが、
やった宿題だーってるんるんで帰ります。

帰宅して、
お酒を呑みながら
あーでもないこーでもないと
問題に取り組みます。

最高のつまみです。

とは言え、
ちょっと離れてまた戻ると、
さっきまで見えなかったものが見えたりして、
あっさり解決しちゃうんですよね。

残念。

もっとわたしを悩ませて〜。

解き終わったノートを写真に撮って、
LINEで生徒に送ります。

「ありがとうございます!」
って返信くれるんですが、
実際こちらの方が
「ありがとうございます!!!」なんですね〜。

すぐに答えられない問題にぶち当たると
簡単に解けないことにわくわくします。

だから、
いよいよ解決してしまったときには、
あー、終わっちゃったーと
ちょっと寂しい気持ちになったりもします。

うーん、うーんと悩みながら
問題に向かっている生徒さんを見ていると、
いいなーって思っちゃうんですよね。

今年は久しぶりに、
大学受験の生徒さんがいます。

まずはわたしが、
思いっ切り大学受験勉強を
楽しんでやろうと思います。

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