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名前も知らない異国のオジサンと心が通じた瞬間

北欧スェーデン。
雪が積もると、
1シーズンひたすらイグルーを作り続ける
おじさんがいます。

数年前にInstagramで見つけました。

昨シーズンは24個。

おそらくスェーデン中部あたりなのかな。
まだ雪が積もっていない12月上旬。
なんと今シーズンは、
トレーラーでどこかから大量の雪を運んできて、
雪の積もっていない地面の上に
せっせと雪ブロックを重ね、
早くも今シーズン第1号を完成!
させてしまいましたーーーっ!
パチパチパチパチ。

いいないいないいなーーーっ!

はい、大丈夫です。
この思いを誰かと共有したいとは思っていませんから。

そう簡単には、
共感できる人が見つかるとは思っていませんから。

独特すぎるな、
ちゃんと自覚ありますから。

今のわたしには、
言葉が通じなくても、
この世界のどこかに、
この思いが通じる誰かが存在している。

たった一人だったとしても。
それだけで十分なのです。

北極圏の先住民以外で、
イグルーを作る楽しさを共感できる人がいる。

遠い異国の地だとしても、
「わー、いよいよイグルーのシーズンですね〜」
「今年もたくさん作ってくださいね〜」
って心の中で会話しているだけで、
それはそれは楽しいのです。

もし英語が通じるなら、
ちょっとだけやりとりしてみたいな...
とは思いますが、
がっっっつりスェーデン語。

うん、
いいんです。
イグルーを愛するもの同士に、
言葉は必要ないですから。

そのおじさんのInstagramは、
フォロワーさんが600名ほどいて、
フォロー中の方が20数名。
明らかに、
自分の作るイグルーを載せるのが目的。
そんなアカウントです。

わたしは拝読した投稿には必ず「いいね!」をします。
日々そのおじさんの投稿に「いいね!」をし続けました。

なんとある日、
その方からわたしの雪遊びの投稿に大量の「いいね!」が!
しかもですね、
なななななんと!
フォローバックしてくださったのです。

わーーーーー!
思いが通じたー!
そう思った瞬間でした。

あ、おじさんへの思いではないですよ。
イグルーへの熱い思い。
それが共感できる人に届いた!
ということです。

おたがいの仕事を称え合う?
みたいな?

とはいえ、
そのおじさんは、
先住民本来の作り方とはちょっと異なる、
独自の工夫をしたやり方をされています。

「それどんなソフトでどうやって計算したの?」
というプログラミングに基づいた?
自作したブロック製造型箱?のようなものを使い、
そこに雪を積めていくだけでイグルーになっていくんですよね。

大丈夫です、
今の話が理解できたとしたら、
かなりの変人ですから。

考えるっておもしろいな〜って思いました。

今年はどんな方法で挑戦するか、
一夏ずーっと考えてきました。

と言いつつ、
答えを出せないまま12月を迎えています。

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