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わたしの挑戦 〜ぼんなのうんち編〜

今ではすっかり趣味になった、
ゴミを出さない暮らし、
使い捨てを買わない暮らし、
不要なものは土に還す暮らし。

今回ターゲットとなったのは、
ぼんなのうんち袋。

ぼんながうんちをするたびに出てしまうゴミ、
うんち袋。

これもまた気づいて1年、
ずっと何とかならないかなと思いつつ、
何もできずにいました。

最近さらに、
ぼんなのうんち自体も自宅で処理できたら、
またひとつ循環する暮らしに近づけるのではないだろうか。

そう思ったのも、
最近のぼんなのうんちを見ていて、
これは分解早いなと感じるようになっていたからです。

ドライフードをあげていたころは、
カッチカチの黒に近いうんちでした。

最近は手作りご飯のみになり、
便通もよくなって、
モリモリ食べてモリモリお仕事してます。

手作りご飯になってから、
うんちはスルッと出て、
地面で瑞々しく輝いています。
数日で綺麗に土に還りそうなくらいに。

ちゃんと拾いますよ、
みんなが気持ちよく過ごせる町がいいですからね。

調べてみました。

アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、
公園などに犬のうんちを堆肥化するコンポストの設置がだいぶ前から進んでおり、
さらには海外だけでなく日本の動物園でも、
それまで自治体の清掃工場で焼却処分していた動物の糞を、
堆肥化して販売しているところも多くありました。

何だ、いけるのか。

わたしは堆肥化したいわけではなく土に還したいだけ。
穴を掘るの好きだし、
夏は庭にせっせと埋めればいい。

だけど今は真冬。
さ、どうするかな。

雪に埋もれたコンポストに目を付けました。
まだコンポスト歴2年ですが、
確信をもっています。

雪に包まれた真冬のコンポストは、
夏より分解が早い。

雪から出ている部分は投入するための煙突のようなものです。
発酵、分解部屋は雪に隠れて見えなくなっています。

やっぱり雪ってすごいんです。

断熱効果があることは、
子供のころから感覚的に知っていましたが、
ここ数年でまた頻繁に雪遊びをするようになって、
防音効果にも優れていることに気がつきました。

雪で囲まれた空間って、
素晴らしい部屋なんです。

そういえば、
新潟や東北、北海道では、
雪を利用した発酵食品が有名ですよね。
低温でも湿度を保ちながら腐敗を防ぐ。

なるほど、
やっぱりわが家の雪に包まれたコンポストは
微生物たちにとって快適な空間なんだ、
だから順調に分解が進んでいるのか、
それに気づいて何だか嬉しくなりました。

ということで、
冬はぼんなのうんちをコンポスト大作戦。

何度も何度も野菜を包んでボロボロになった新聞紙。

8分の1サイズにカットします。


この8分の1にカットした新聞紙を、
1回のうんちで2枚使います。

1枚は拾う用。
もう1枚は包む用。

拾う用はそのまま使います。
包む用は袋にします。

破れが少ないもので袋を作りますが、
袋といっても2回折るだけです。
毎日のことなのでできる限り簡単に。

菜箸のラインでひと折り目。

さいばしのラインでふた折り目。

はい、完成。

何度か使ってますが、
これで十分でした。
包みやすくするために、
むしろこのぐらいのゆるさが良かったです。

ぼんながうんちをしたらすぐ処理しやすいように、
拾う用と包む用を1セットにします。

お散歩バッグにはこんなふうに忍ばせてます。
2回する時もあるので、
多めに5セットほど持ち歩いています。

では使い方の説明です。
拾う用の新聞紙で、
ぼんなのうんちを拾います。
安心してください、
これは石です。

トイレットペーパーなどの柔らかい紙に比べて、
新聞紙って固くて拾いにくいように思いませんか?
やってみて気付いたのですが、
柔らかい紙より圧倒的に拾いやすかったです。
トイレットペーパーだとうんちの水分に負けて、
すぐクシャクシャっとなってしまい、
くっ付いたら終わりみたいになるんですけど、
新聞紙は拾い終わるまでピンピンしていて、
自分で丸めない限り形が崩れないんですよね。

これは大発見でした。

全部拾い終わったら丸めます。
思ったより簡単に丸まります。

これだけだとすぐに水分が染みてふにゃふにゃになるので、
先ほど2回折っただけの袋に入れます。

また同じように丸めて、
お散歩バッグにぼんなのうんちが染みないよう、
ビニール袋に入れます。

ゆくゆくはこのビニール袋も何とかしたいです。
これは1年ほど使い続けていますが、
土に返せるものにしたいです。

ゆっくりお散歩して家に戻った時はこんな感じです。
ちょっとしみしみ。
でも市販のうんち袋を使っていたときよりは
臭くなかったです。

あとはコンポストへぽいっ。

毎日のように野菜屑などを放り込んでいますが、
入れたての玉ねぎの皮と納豆の紙パッケージ以外は、
順調に分解が進んでいるように見えます。

干した草のような匂いがして、
面白くてずっと覗いていても平気です。

わが家は、
定期的にかき混ぜたり、
発酵を促すようなものを特別入れたりはしていません。

夏に抜いた草を入れたり、
庭を掃いて集めた落ち葉を入れたりはします。
それ以外はひたすら上に重ねていくだけです。

年に2回木枠を抜いて場所は移動します。
夏は畑の邪魔にならないように畑の隅へ。
冬は雪が積もっても使えるように除雪の邪魔にならないところへ。

下の写真はこの冬が本格的に来る前、
移動するために木枠を外したときのものです。
柴犬は換毛期があり、
年に何度か大量の毛が抜けます。
ふわふわしているものはぼんなの毛です。
下の方からしっかり土に還っているのがわかります。

ぼんなのうんちがどのように分解されていくのかとても楽しみです。

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