1年半ほど前までは、
インスタント味噌汁を常備していました。
家庭教師という仕事柄、
帰宅も遅く就寝も遅いため、
主人に合わせて朝起きれないことも多々。
料理が全くできない主人も
ご飯を炊くことだけはできるので、
インスタント味噌汁があれば朝食が完成します。
味噌用と具材用に分かれているインスタント味噌汁、
毎回小さなプラスチックゴミが出ます。
そして、
不器用な主人は味噌をきれいに全部出すことができず、
『味したのかな?』
と思うくらい味噌が残っています。
インスタント味噌汁、
やめよー。
では、どうするかな。
調べました。
具材と出汁と味噌を混ぜ、
1食分を1個の大きさにして、
味噌玉を作る方法を見つけました。
やってみました。
具によって味噌玉の大きさが変わり、
食べてみないと好みの濃さに合った大きさもわからず、
何だか面倒だなと思いました。
味噌玉を作るのをやめました。
容器に入れて混ぜるだけ。
まとめてたくさん作るので、
何日も同じ具材の味噌汁が続きます。
何種類か用意すればいいのかもしれないですが、
何日も持つように冷凍庫に入れていたので、
種類が増えれば増えるほどかさばります。
そして、
味噌は冷凍庫に入れても凍りませんが、
水分の多い具材を混ぜると、
カチコチに凍ってしまいます。
昨年の冬のことです。
家の陽あたりのよさを見て、
この太陽光を何かに利用できないかなと、
干し野菜を始めました。
そして、ひらめきました。
具は野菜やきのこを干して作り、
瓶に入れて一目でわかるようにしておきます。

一番右の瓶が菊芋、
右から二番目がほうれん草です。

これは蕪の葉ですね。

椎茸の石づきは冷凍保存していますが、
香りがとても良いです。
出汁は、
瓶に昆布と水を入れて
冷蔵庫で寝かしておきます。
水出し?みたいな?

ちなみに水出しの水は、
水道水だと冷蔵庫に入れておいても
日が経つと臭くなるので、
湧水を使っています。
最後に味噌ですが、
ちょっとしたこだわりを持っています。
これだ!完璧っ!!
とわたしが着地した味噌は、
玉ねぎ麹と味噌をすり鉢ですり合わせたものでした。
去年のGW、
味噌作りで大豆を潰すのに使おうと、
主人の実家からもらってきました。

すりこぎ棒は、
お義父さんの手作りです。
握ると手のひらのツボ押しみたいになって
とても刺激的です。
まずは玉ねぎ麹を入れます。
量は適当です。
ずぼら主婦ですから、
適当が一番です。

とはいえ、
おそらく味噌と玉ねぎ麹が1:1、
もしくは2:1くらいでしょうか。
麹の粒を潰すようにすります。
それから味噌を入れます。
味噌は去年自分で作ったものです。
初めて作りましたが、
美味しくて感動です。

味噌と玉ねぎ麹をすり合わせていくと、
プルンプルンになっていきます。
プリンのように。
それを感じたら終わりです。

ヘラやスプーンより、
シリコーンが集めやすく、
容器にも移しやすいです。

容器に移して、
冷蔵庫に入れておきます。

お味噌汁を飲むときは、
水出し昆布出汁を必要な分だけ鍋に移し、
好きな具を入れ、
火にかけます。

これは菊芋です。
お茶碗に味噌を入れておきます。
味噌は鍋に入れちゃってもいいと思います。

あとは沸騰したらお茶碗に移すだけ。
はい、完成です。

もともとは、
インスタント味噌汁の代わりを作りたかっただけですが、
美味しくて普段の味噌汁もこうやって作っています。
あっ・・・、
これを書いていて思い出しました。
主人はじゃがいもの味噌汁が一番好きなのでした。
もう半年は作っていないことに気がつきました。
今週末は即席味噌汁ではなく、
じゃがいもの味噌汁を作ってあげようと思います。
気づかなくて、ごめんっ!!!